折り紙を使ってプログラミングを学ぼう
身の回りのものを使ってゲーム楽しみながらプログラミングを学ぶシリーズです。今回は折り紙を使ってプログラミングを学びたいと思います。4歳から遊べると思います。ぜひチャレンジしてみてください!
折り紙プログラミングで学べること
折り紙プログラミングで学べることは、「正確に指示を伝える力」が身に付くことです。実際にこのゲームをやってみてもらえれば分かりますが、人間は非常に抽象的な言葉を使いコミュニケーションを取っています。そしてそれはコンピューターに伝わりません。
コンピューターは、「指示されたことしかできない」ができないからです。ただしコンピューターは指示されたことを正確に処理し、人間よりも圧倒的に早いスピードで処理が行えます。これを子供が理解するのはとても重要です。コンピューターは人間のように文脈を読み取ったりすることができないのです。
このゲームを通じて、どのようにして正確に指示を伝えるのか考え、伝わらなければ表現方法をかえるなどしながら、問題を解決していく方法を学びましょう。
折り紙でプログラミングを学び方法
それでは早速ルール解説をしていきます。
親と子供がペアになり、親がロボット、子供が指示役をやります。
子供はある折り紙のおりかたをみながら、(もちろん親は何を作ってるか知りません)、親に声だけで手順を伝えていき、最後に親が何を作ったのか当てるゲームです。
用意するもの
・おりがみ
・ボールペン
ゲームの遊び方
①まず何を作るか調べましょう。
折り紙で作るものを決めます。この時、作成する親は何を作るか知ってはダメなので、見ないようにします。以下のサイトに載っているもので、どうぶつのかおが比較的簡単で子供向きだと思います。年齢によって難易度をあげてもらってかまいません。
https://www.origami-club.com/easy/animal-face/index.html
②反対方向を向いて座り、ゲームスタート
何を作るか決めたら、反対方向を向いて、お互いに何をしているかわからないようにします。声だけで折り紙の作り方の手順を子供から親へ伝えていきます。
このとき、「何を、どのくらいの大きさ、どのように折るのか」を子供に意識してもらいましょう。
③完成したら、答え合わせ
完成をしたら、最後に見せ合います。親が作ったものを当てます。
折り紙プログラミングの他の遊び方
折り紙プログラミングですが上記の方法を、他の折り紙に変えて遊んでもらっても構いませんが、ゲーム要素を追加するには、以下のような方法を試してもいいと思います。
①時間制限をもうける
時間制限を決めて、その時間内にクリアできるのかを親子で挑戦してもいいでしょう。
②タイムアタックで競う
ペアが2組以上できる場合は、どちらが正確に、早く作れるか競い合うのも面白いでしょう。私たちはこの方式をとってやりましたが、非常に盛り上がります。
折り紙でプログラミング学ぶ 動画解説はこちら
動画をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。
折り紙プログラミングで思考力を鍛えよう
いかがでしたでしょうか。是非折り紙でのプログラミング学習にトライしてみてください。