プログラミング学習にPCは必須ではない
多くの人がプログラミング=PCといったようなイメージをしているのではないでしょうか。実はそんなことはありません。前回の記事にも書いたように、生活の中や、身の回りのものを使ってプログラミングを学ぶことができます。
プログラミングはお金をかけずとも、普段の生活の中で多くのことを学ぶことができます。ぜひ家族で楽しみながら、プログラミングを学ぶ手段として、今回はトランプを使ったゲームをご紹介したいと思います。
トランプ迷路ゲームでプログラミングを学ぶ方法
動画解説はこちら
用意するもの
・トランプ 1セット
・小さいお気に入りのおもちゃ 5つほど
(トランプの上に乗っかる大きさ)
・A4用紙 2枚
・ボールペン or えんぴつ
ゲームの進め方
レベル1:迷路を作って一緒に解く
ウォーミングアップではルール理解のために、まずは一緒に迷路をときましょう。
①トランプ1枚を1ステップとして、スタートからゴールまでの道を作成します。
使用するトランプの枚数は5-10枚に限定するといいでしょう。
②おもちゃを駒として使います。スタートからゴールまでのプログラムを、みんなで作成して実行しましょう。
レベル2:親が迷路を作成して子供に解いてもらう
今度は子供に自力で迷路を解いてもらいます。お子さんの理解度次第ですが、おもちゃを一切動かさずにプログラムを書くようにするといいです。
難しければ、おもちゃを1ステップずつ動かしながらプログラムを作成するといいでしょう。
①レベル1と一緒で、トランプ1枚を1ステップとして、スタートからゴールまでの道を作成しましょう。使用するトランプの枚数は特に制限はありません。
また移動方法は、←↑↓→のみに限定するようにしてください。
②紙を用意して、子供に道順のプログラムを作成してもらいます。
③作成したプログラムを親が実行しましょう。その時に間違いがあれば、一緒に修正をしてみましょう。
レベル3:迷路を難しくする
次は、迷路の途中に回収しなければいけないアイテムを追加して、そのアイテムがなければゴールできないようにします。
①同様に、スタートからゴールまでの道を作成をします。レベル2に加えて、今度は道中にアイテムを置くようにしましょう。
②紙を用意して、子供に道順のプログラムを作成してもらいます。
③作成したプログラムを親が実行し、間違いがあれば修正するようにしてください。
レベル4:子供に迷路を作ってもらう
最後は、子供に迷路を作ってもらいます。もしお子さんが2人いる場合は、対戦形式にすると盛り上がります。
①子供に迷路を作ってもらいましょう。最初は、使用する枚数は20枚程度に限定したほうがいいです。アイテム数も3個までにしておきます。
②作成した迷路を、親または他の子供に解いてもらいます。
③作成したプログラムを親が実行します。その時に、もし間違いがあればカウントします。もし対戦形式にする場合は、修正数に応じて勝敗を決めるといいと思います。
トランプ迷路でプログラミング 動画解説
トランプ迷路でプログラミングを学ぼう
トランプ迷路は身近なものを使って手軽にプログラミングを学ぶことができます。ぜひお子様と一緒に遊びながらプログラミングを学んでみてください!