マレーシア第二の都市ジョホールバル観光スポット9選&基本情報まとめ|アクセス方法や子連れにおすすめスポットも

目次

ジョホールバルってどんなところ?

ジョホールバル観光スポット
ジョホールバル観光スポット

マレー半島南端に位置し、シンガポールとの国境を背にするマレーシアの都市ジョホールバル(Johor Bahru)。最近はメディアの移住特集などでもよく取りあげられている話題のジョホールバルはマレーシアの中でクアラルンプールに次ぐ規模で、マレーシア第2の都市とも呼ばれてます。

マレーシアの首都クアラルンプールからの国内旅行として訪れるのも良いですが、シンガポールを起点とした日帰り旅行もひとつの観光の仕方として注目を集めています。

その一番の理由はシンガポールからのアクセスの簡単さであり、シンガポール中心部からジョホールバルまでわずか20Km。バスや国際タクシーで約30分でアクセスできてしまいます。今回はそんなジョホールバルでのおすすめの観光スポットやマレーシアの基本情報、アクセス方法についてご紹介します。

ジョホールバルの観光地図と基本情報

マレーシアの首都クアラルンプールとは気候の違いはほとんどありません。また、日本との時差は1時間であり、日本よりも遅れています。シンガポールとの時差はありません。

ジョホールバルの気温と気候について

ジョホールバルの気温や気候についてはこちらの記事をどうぞ

ジョホールバルへはどうやっていくの?

日本からジョホールバルへの行き方

日本からジョホールバルへの行き方
日本からジョホールバルへの行き方

日本からジョホールバルへの直行便はないので、クアラルンプールかシンガポールを経由して行くのが一般的です。

1.日本(羽田、成田)からマレーシアの首都クアラルンプールにあるクアラルンプール国際空港(略称: KLIA)まで行きトランジットしてジョホールバルにあるセナイ(Senai )国際空港へ

2.日本(羽田、成田)からシンガポールのチャンギ(Changi)国際空港へ行きそこからジョホールバルへ

シンガポールからジョホールバルへの行き方

シンガポールとジョホールバルは、コーズウェイ(Causeway)と呼ばれる1km程の橋でつながっているので陸路で国境を越えることができます。そのため、タクシー、電車、バスを利用して行くことができます。

シンガポールからジョホールバルへの行き方①国際タクシー

シンガポールからタクシーを利用して行く場合は、許可された国際タクシーのみ利用できます。シンガポールのブギス駅近くに乗り場があります。料金は約70シンガポールドルかかりますが、車専用レーン&カウンターがあるので車から降りずに出入国の手続きが出来ます。

シンガポールからジョホールバルへの行き方②電車

電車はシンガポール・ウッドランドにある駅からジョホールバル・セントラルの間を結んでいて、乗車時間は約5分です。朝の通勤時間帯は30分おきに運行されていますが、それ以外の時間帯は本数はあまり多くありません。料金は約5シンガポールドル。

シンガポールからジョホールバルへの行き方③バス

コーズウェイリンクやジョホールエクスプレスという直通バス、路線バス170番で国境を超えることができます。バスはジョホールのバスターミナルに到着するので、そこから市内まではタクシーか路線バスを使います。出入国の時は一度バスを降り、施設内に入っての出入国審査となるのがデメリットですが、料金が約4シンガポールドルと低コストです。

クアラルンプールからジョホールバルへの行き方

クアラルンプールからジョホールバルへの行き方
クアラルンプールからジョホールバルへの行き方

クアラルンプールからは飛行機、バス、電車の3つの行き方があります。

クアラルンプールからジョホールバルの行き方①飛行機

クアラルンプールには、クアラルンプール国際空港(KLIA)スバンジャヤ(Subang Jaya )空港の2つの空港があり、どちらからもほぼ毎時間ジョホールバル行きの飛行機が出ているので、予定や滞在場所に合わせて空港や便を選ぶことができます。費用は往復で約1万弱。

クアラルンプールからジョホールバルの行き方②バス

TBSというクアラルンプールの大きなバスターミナルからジョホールバル行きのバスが1時間に何本も出ていて、渋滞がなければ3〜4時間で到着します。費用は約1,000円と破格です。バス会社よっては途中で飲み物と軽食が出てきたり、座席も広く快適に過ごすことができます。

クアラルンプールからジョホールバルの行き方③電車

KL SENTRALというクアラルンプールで最も大きな電車ターミナルからジョホールバルまで行くことができます。移動時間は合計6〜7時間、費用は約1,500円。時間に余裕のある方や、ちょっと変わった旅行を楽しみたい方にはお勧めです。

マレーシアのバス・飛行機内で気をつけておきたいこと

マレーシアは常夏の国ですので、日本と比べるとバスや飛行機の中は冷房でキンキンに効いています。ノースリーブや半袖の服だけでは寒すぎてしまうことがあります。特に女性の方にはすこし厳しいかもしれません。

荷物が少しかさばるかもしれませんが、薄手の長袖パーカーやカーディガン、ストールなどを持っているだけでだいぶ体感温度が変わってきますので、手荷物の中に入れておきましょう。屋内観光時の冷房対策、屋外観光時の日焼け防止にも役立ちます。靴下もおすすめです。

ジョホールバルの気になる治安は?

ジョホールバルの気になる治安
ジョホールバルの気になる治安

海外旅行の心配の一つは現地の治安ですね。マレーシアは東南アジア諸国の中では比較的治安が良いといわれていて、ジョホールバルは多くの日本人が住んでいる都市のひとつです。

市街地には国内外の企業のオフィスも多く、観光にも力を入れているので治安にはさほど問題はありません。外務省の安全情報でも治安情報は良好、マレーシアのクアラルンプールやシンガポールの治安と比べても、それほど心配することはありません。

しかしいくらジョホールバルの治安がいいとは言っても、日本と比較してしまうと犯罪の発生率は上がってしまいます。観光客を狙ったスリやひったくり、置き引きなどは発生しているので気をつけましょう。特にスマホやカメラ、財布などの貴重品管理には十分に注意し、常に身に付けるようにしてください。また、子連れでの観光の場合には常にお子さんから目を離さないようにし、女性の夜の一人歩きも控えたほうがいいでしょう。

ジョホールバルのおすすめ観光スポットまとめ

ジョホールバル観光①レゴランド・マレーシア

ジョホールバル観光①レゴランド マレーシア
ジョホールバル観光①レゴランド マレーシア

レゴランドは世界各地にたくさんありますが、アジア最初のレゴランドとして2012年にオープンしたのがこのジョホールバルのレゴランドマレーシアです。

2016年にはウォーターパークがオープン、2019年には水族館シーライフもオープンしました。今ではマレーシアを代表する観光スポットです。子供連れはもちろん、若いカップルや女子旅にもおすすめです。

遊園地であるテーマパークは7つのゾーンに分かれ40以上のアトラクションがあり、小さな子供達が楽しめるアトラクションも揃っています。

ウォーターパークはレゴランドの中でも一番広い面積を誇るウォーターパークとなっていて、アスレチックプール、スライダー、流れるプールなどがあります。スリリングな大型スライダーも揃っていて、大人も楽しめるプールとなっています。

併設されているレゴランド・マレーシア・ホテル

レゴランドホテル
レゴランドホテル

同パーク内に併設されているレゴランドホテルも各部屋とても可愛い内装になっているので子供達が大喜びすること間違いなしです。子連れ観光の際には一泊してみるのもいいかもしれません。

レゴランド・マレーシア・ホテルに関する詳しい記事はこちらから

ジョホールバル観光②ホタル鑑賞ツアー

ジョホールバル観光②ホタル鑑賞ツアー
ジョホールバル観光②ホタル鑑賞ツアー

常夏のマレーシアではホタルは1年を通じて観賞することができます。ジョホールバルの中心街から車で一時間ほどのところに、いくつかホタル鑑賞を楽しめるスポットがあります。

まるでイルミネーションのような美しく光り輝くマングローブを拝むことができるのですが、個人で行くには難しいのでツアーにお任せをするのがおすすめです。マングローブの中をボートで進んでいくので南国らしい光景を楽しめます。

ジョホールバル観光③ジョホールプレミアムアウト

ジョホールバル観光③ジョホールプレミアムアウト
ジョホールバル観光③ジョホールプレミアムアウト

2011年12月にオープンしたジョホール・プレミアム・アウトレットはJPOという略称で親しまれています。モール内は広々と雰囲気がよく、のんびりと歩きながらのショッピングが楽しめます。ファッション&スポーツウエア、靴、アクセサリー&ジュエリー、鞄、コスメなど様々なお店がそろっています。

もちろんフードコートやレストラン、カフェもあり、多国籍の様々な食事が楽しめます。キッズ用のプレイグランドやかわいいカートが完備されているので子連れでも安心です。

特別なものがあると言うわけでもないのですが、セナイ国際空港のすぐ近くにあるので、飛行機までの時間が余った時にオススメです。

ジョホールバル観光④スルタン・アブ・バカール・モスク

ジョホールバル観光④スルタン・アブ・バカール・モスク
ジョホールバル観光④スルタン・アブ・バカール・モスク

マレーシアで最も美しいといわれる木造モスクのひとつがジョホールバルにあります。スルタン(国王)、アブ・バカールの命によって、ジョホール海峡を見下ろす丘の上に8年の歳月をかけて建造されました。

白い壁にビクトリア調の青い丸屋根が特徴です。外観のみならず内装にもこだわっており、世界の1級品が揃っています。大理石はヨーロッパから、絨毯はタイ、クリスタルシャンデリアはトルコから仕入れたものなのだとか。チェックしながら楽しんでみてください。

注意事項として、スルタン・アブ・バカール・モスクにはイスラム教徒以外は礼拝堂内に入ることができません。礼拝堂以外のエリアに立ち入る場合は、長袖と長ズボン(ロングスカート)を着用し、頭部はスカーフなどの布で覆うようにて肌を露出しないようにしましょう。男性でも、短パンなど膝の出ている服は避けたほうがいいでしょう。

中には貸し出しをしているモスクもありますが、こちらでは行っていません。マレーシアの街中にはイスラム教徒の女性が頭に被るヘジャブを販売しているお店が多数あります。安価なものもあるので、旅の記念に一枚購入しておくのもおすすめです。

また、礼拝時間は入ることができないので要注意です。モスクは祈りを捧げる宗教施設であることを念頭に置き、マナーを守って見学しましょう。

ジョホールバル観光⑤ジョホールバル動物園

ジョホールバル観光⑤ジョホールバル動物園
ジョホールバル観光⑤ジョホールバル動物園

ジョホールバル動物園は、1928年に設立されたマレーシア及びアジアで最も古い動物園の1つです。決して大きな動物園ではありませんが、スルタン・アブ・バカール・モスクから徒歩10分ほどなので、モスクと合せての観光にいかがでしょうか。

2マレーシアリンギット(日本円にして約60円)で入園できるにもかかわらず、近距離でカラフルな鳥や、マレートラ、マレーグマなど、マレーシア由来の動物を含め100種類以上もの動物を楽しむことができます。時間帯によっては動物にエサを与えることもでき、子供も大人も楽しめる人気観光スポットです。

ジョホールバル観光⑥アルルミグ・スリ・ラジャカリアマン・グラス・テンプル

ジョホールバル観光⑥アルルミグ・スリ・ラジャカリアマン・グラス・テンプル
ジョホールバル観光⑥アルルミグ・スリ・ラジャカリアマン・グラス・テンプル

ジョホールバルのテブラウにあるアルルミグ・スリ・ラジャカリアマン・グラス・テンプルは、キラキラと輝く外観が目を引くヒンドゥー寺院で、ここ数年注目を集めてきている人気観光スポットです。ガラス装飾品が中も外もふんだんにちりばめられていることから、ガラスの寺院と呼ばれています。

もともとは1922年に避難所として建てられたものでしたが、タイのバンコクにある寺の装飾からヒントを得て、2008年にこのようなキラキラした寺院に改装されました。使われているガラスは一説によると約30万枚とも言われています。今では年間1万人以上が訪れる人気スポットになっています。

外国人が中に入れるのは基本的に毎日13~17時、拝観料はRM10(約270円)ほどです。

ジョホールバル観光⑦Mid Valley Southkey SOGO

2019年にオープンしたこちらはジョホールバル最大級のモール。更にシンガポールやクアラルンプールともつながる高速、EDLから直結で入れるとてもアクセスに便利な場所にあります。買い物や食はもちろん、広々としたきらびやかな雰囲気やモール内の装飾をみているだけでも楽しめます。

AURUMシアター

ジョホールバル観光⑦Mid Valley Southkey SOGO
ジョホールバル観光⑦Mid Valley Southkey SOGO

その中でもお勧めしたいのが3階にあるAURUMシアター。マレーシアで有名な寝具メーカーGETHAとコラボした高級感あふれる映画館です。入り口からすでにホテルのような重厚感があります。

館内ではベッドのようなシートで鑑賞することができ、更に食事までついてきます。お値段は約4000円と少々値は張りますが、日本ではこのお値段でこの贅沢はできないはず。カップルや女子旅にもおすすめです。マレーシア旅行の記念にいかがでしょうか。

ちなみに4階には普通の映画館、GSCシアターもありそちらはマレーシア価格の300円です。

ジョホールバル観光⑧ブルーレイク

ジョホールバル観光⑧ブルーレイク

マレーシア・ジョホール州のKangkar Pulai(カンカープライ)に位置するブルーレイク。その名前の通り、ターコイズブルーの美しい湖です。

少し山を登らなければならないので、ルートによりけりですが往復で大体1〜2時間ほどかかります。常夏マレーシアでは昼間だと暑すぎるので、午前中か少し曇った日がオススメです。

マレーシア・ジョホールバルで絶景を|ブルーレイク(Blue Lake)

ジョホールバル観光⑨アフタヌーンティー

アフタヌーンティー
アフタヌーンティー

マレーシアでは昔、イギリスの統治時代があったことで、イギリスの文化が深く根付いています。アフタヌーンティーはそのうちの一つの文化であり、至るところで見かけることができます。

もちろんマレーシアの首都クアラルンプールでもいただくことはできますが、ジョホールバルの方が価格が低く、三段のセット(約2人前)で大体2000円前後が平均です。

どこで食べても日本よりはずっとリーズナブルなので、マレーシアにきたら是非とも一度はどこかで食べられることをお勧めします

マレーシアの五つ星ホテルでアフタヌーンティー@Amariジョホールバル

ジョホールバル観光のまとめ

いかかでしたでしょうか。マレーシア第二の都市ジョホールバルのおすすめ観光スポットを紹介させていただきました。

多国籍な文化に多国籍の料理、豊かな自然、また発展真っ只中の新しい刺激をいっぱいに味わえる街です。
シンガポールやクアラルンプールとまた違う、広々としたのどかな雰囲気も味わうことができるでしょう。

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