インターナショナルスクール視察
先日、ジョホールバルから車を飛ばしインター視察に行ってきました。
コロナの状況により、見学できたのはここのキングスレーとGEMSのみで他はZOOMミーティングで行いました。
■マレーシアのインターナショナルスクールGEMSを視察してきました
■マレーシアのテイラーズインターナショナルスクールプチョン校を視察してきました※後日見学できました。
Kingsley International School
キングスレーエデュケーショングループがスバンジャヤにオープンしたケンブリッジ式のインターナショナルスクールです。
『Bully Free(いじめなし)』をスクールモットーとし、どのようにすればなくすことをできるかを話し合い考えさせると話していました。実際に、構内には子供たちが作ったBully Freeポスターが数多く貼られていました。
他にもボランティア精神を育てるなど、人格形成に重きを置いた教育方針を感じられます。
Early Years, Primary Years, Secondary School, Pre-Universityにわかれています。
【学校のHPはこちらから】
Kingsley ロケーション
地図
セランゴール州スバンジャヤのプトラハイツに位置します。首都クアラルンプールからは車で約40分。人気のある住宅エリアからアクセスしやすい場所にあります。
現在の場所は2015年に移転した校舎だそうで、遠くからでもわかる、そびえ立つような大きな校舎でした。
通学
プトラハイツ、プチョン、サンウェイ、スバンジャヤ辺りから通う方が多いそうです。スクールバスはおおよそ月7,000円〜でエリアにより変わります。
Kingsley 制服
上は白シャツ、下は紺のチェックです。襟の内側にもチェックがついていて可愛らしいシャツでした。日本の学校の制服と似た雰囲気です。
Kingsley 校内
↑豪華な雰囲気の漂うメインロビー。中央の大きなシンボルマークが立派です。
↑ロビーからの廊下には大きなチェスがありました。
↑教室へ向かう廊下。広々しています。
↑教室。日本の学校と似ています。
↑Primaryようの図書館です。この日はコロナ対策のため、座席はソーシャルディスタンスを考慮した配置になっています。
↑音楽室はいくつもありました。お琴の教室まであります。
↑理科室です。
↑プールはオリンピックサイズでした。手前には小さいプールもあります。
↑体育館。奥に見えるのはステージです。器械体操ルーム、空手ルームなどは別にそれぞれ設けてあり、撮りきれませんでした。なんでもある、と言っても過言ではありません。
Kingsley 学食
学食はご飯の他にもフルーツやアイス、パイなどのスナックもありバラエティに富んでいました。
ホームページでフードメニューを見ることができます。
なんと、ご好意でこの日の学食メニューを食べさせていただきました!
ビビンパ風ご飯、ナムル、スイカの韓国料理です。キムチやコチュジャンなども入っていましたが、我が子たちはそこを取り除き完食していました。尚、Primary Yearsでは予め辛いものは除いてあるそうです。
Meal Planは任意で1タームおおよそ20,000円です。
Kingsley ボーディングスクール
キングスレーはこの金額帯には珍しく、ボーディングスクールを行っています。Secondaryから入れるそうでこちらも比較的安価です。
2018年にオープンしたとのことでまだ新しく、ピカピカしていました。写真は学生寮のロビーになり、憩いの場が多数設けられていました。
Kingsley カリキュラム
3ターム制のケンブリッジ式です。Years10-11はケンブリッジIGCSE、Years12-13はA Levelを取り入れています。IPCやIBは今のところ取り入れていません。
言語は英語の他、マンダリンが必須です。マレー語はマレー系の方のみとのことです。
ECA
※放課後に行う活動。日本でいうクラブや部活動です。
別途料金がかかりますがPrimary Yearsから始まり、Year3からは週に二回行われます。サッカー、バスケ、バドミントン、ダンスなどメジャーどころはなんでも揃っており、他にも合気道やアイススケート、チェス、ロボット、フェンシング、3Dプリントまで変わったものもありました。
EAL・EEP
英語の補修授業です。
EALは授業の間にクラスを分けて行われ、EEPは放課後に1.5時間、週に三回行われます。EEPは別途費用がかかりますが、ここまでしっかりと英語サポートをしてくれる学校はなかなかないのでは、と驚きました。
Kingsley 学費
学費はホームページ、ADMISSIONのDownloadのところに記載されています。2人目以降は兄弟割引が適用されるそうです。
【学校のHPはこちらから】
Kingsley 入学
学力・英語力をはかるための入学試験は行われますが、英語サポートがしっかりとしているため親子共に英語がほとんどできなくても入学することができ、不合格になることはあまりないそうです。
現段階での子供の割合はローカルが約7割、ほかが約3割だそうです。
まとめ
コスパの良さ、入学のし易さ、英語サポート、設備の良さ、またボーディングもついているとのことで親子留学にも大変人気のあるスクールと聞いています。
比較的日本の学校に似た雰囲気もあり、日本人の馴染み易さ、また日本へ帰国したあとも戸惑うことなく過ごせるのではと感じました。