サイトワーズ(Sight words)とは
お子さんに英語教育をしている方なら「フォニックス」は知っている方が大半かもしれません。最近日本でも早期英語教育の基礎として注目されていていますね。しかし、「サイトワーズ」を知っている方は日本ではまだ少数ではないでしょうか。
英語圏ではサイトワーズも早期英語教育の基礎として幼稚園から小学校低学年にかけて学びます。
サイトワーズとは「Sight=視覚、Word=単語英語」で読んで字のごとく「一目で認識する単語」という意味です。また、よく目にする単語、頻出単語という意味もあり、当然身に付けておくべき単語とも言えます。
サイトワーズとフォニックスの違い
同じ早期英語教育で取りられるフォニックスとサイトワーズ、この二つの違いは何でしょうか?
フォニックスは「A」は「ア」「B」は「ブ」というようにアルファベットの音を学び正しい発音と読む力を養うものです。
それに対し、サイトワードは単語を丸暗記します。
例えばサイトワーズで始めに習う「the」「one」「my」
大人なら誰でもわかるような基礎単語ですが、子供に難しい単語なのです。フォニックスの通りに「one」を読むと「オ/ヌッ/エ」となり、フォニックスの法則では全く読めない単語だからです。
サイトワーズにはこの様なフォニックスの法則には当てはまらないけどよく使う単語が多く含まれており、それを丸暗記してしまい、ぱっと見てぱっと言える様にしてしまおうと言うものです。
日本語に当てはめるならばフォニックスが「ひらがな」サイトワーズは「漢字」でしょうか。
サイトワーズが重要な理由
英語圏では幼稚園から学ぶといわれているサイトワーズ、現に年中の息子も現在インターナショナルスクールで学んでいます。
サイトワーズには研究者によっていくつか種類がありますが、最も一般的なものが “Dolch Sight Words”と呼ばれる220語+名詞95語のリストです。
この約300単語をマスターすると全ての英文の約7割が読めるようになり、日常英会話の約9割がカバーできると言われています。
逆に言うと、このサイトワーズがわからないと英語圏で生活することは非常に難しいと言うことになり、必要不可欠なのです。
我が家での勉強方法
実は私自身も息子がスクールで学んでくるまでこのサイトワーズの存在を知らず、フォニックスのみ勉強させていました。
サイトワーズの重要性を知ってからはフラッシュカードを購入し、ほぼ毎日やらせています。
写真のフラッシュカードを使っているのですが、マレーシアでは簡単に手に入りましたが、Amazonでみた限りだと日本だとまだ教材の種類が少ないようです。
良さそうな物をピックアップしてみたので、参考にしてみてください。
個人的に今欲しいものです!ゲーム感覚で楽しく覚えられるのが一番ですね。
絵や例文などはなさそうなので、ある程度サイトワーズを覚えたお子様にぴったりです。
サイトワーズは目で見てすぐにわかるのが理想なので、フラッシュカードはバッチリの教材だと個人的には思っています。
また、より小さいお子様にはこの様な絵本で興味やその単語のイメージを持ってもらうことも大事です。