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【まとめ】マレーシアの気温と気候|ベストシーズンはいつ?服装は?

マレーシアの気温や気候って?

マレーシアの気温や気候って?
マレーシアの気温や気候って?

海外旅行の計画をするときに必ず気になるのが、その土地の気候では無いでしょうか?

今回は、マレーシアと人気観光地の年間の気温や気候の特徴、旅行時の服装やアドバイスなど、旅行の際に役立ちそうなことをまとめてみました。

マレーシアの気候帯・区分

熱帯雨林気候に分類され、赤道に近い位置にあります。

マレーシアの気候帯・区分

マレーシアの気候の特徴

マレーシアは常夏の国なので、一年を通して暖かく、降水雨量が多い国です。 スコールと呼ばれる、バケツをひっくり返したような短い雨がしばしば降り、日本ではあまり聞かない様な大きな雷も頻繁になります。

一年を通して大きな気温の変化がないので、日本のように四季というものはありません。湿度はさほど高く無いので日本の夏よりも過ごしやすく感じるかもしれません。

また、四季はないのですが大きく雨季乾季と二つに分けることができます。雨季と乾気の違いについてはまた後ほど。

マレーシアの気候①クアラルンプールの平均気温と平均降水量

マレーシアの気候①クアラルンプールの平均気温と平均降水量

マレーシアの首都、クアラルンプール

1年間の平均降水量は約2,500mmで、平均気温は約27度日差しが強めです。

乾季 1〜2月、6〜9月 
雨季 3~5月、10〜12月 

雨季ときくと、日本の梅雨のようなものを想像しがちですが、クアラルンプールの雨季は少し違います。雨季のときの雨はほぼ毎日夕方にざっと1〜2時間の短いスコールがくる程度です。乾季のときも雨が降らないわけではなく、時々スコールがきます。

東京の平均降水量が約1,520mmなので、その多さがよくわかりますね。

クアラルンプールのベストシーズン

クアラルンプールのベストシーズンは、いつでも!です。

年間を通して安定しており、雨季でも乾季でもスコールはすぐにおさまるので、観光にはあまり差し支えがありません。その間だけ建物内でショッピングやカフェをしていれば、気がつけば止んでしまう程度のものです。

クアラルンプール 3月・8月・12月の平均気温と平均降水量

参考程度に、人気なシーズンのだけまとめてみました。

■クアラルンプール3月 
平均最低気温 22度/平均最高気温 33度/平均降水量 230mm

■クアラルンプール8月
平均最低気温 23度/平均最高気温 31度/平均降水量 140mm

■クアラルンプール12月
平均最低気温 22度/平均最高気温 31度/平均降水量 220mm

マレーシアの気候②ペナン島の平均気温と平均降水量

マレーシアの気候②ペナン島の平均気温と平均降水量

マレーシアの人気リゾート地 ペナン島

1年間の平均降水量は約2,500mmで、平均気温は約28度です。 

雨季 5〜10月
乾季 11〜4月

8月〜10月は季節風(モンスーン)の影響で雨が特に多くなりますが、一日中降ることはあまりありません。逆に12〜2月は晴天の日が多くなります。

ペナン島のベストシーズン

季節風の影響を受けやすく、クアラルンプールよりは雨季と乾季の降水量の差がはっきりとしているので、もしも雨が気になる方は乾季、もしくは季節風の時期をずらして行くといいでしょう。

そうはいっても、雨が降った後は気温が下がるので街歩きにはいいですよ♪

ペナン島 3月・8月・12月の平均気温と平均降水量

参考程度に、人気なシーズンだけまとめてみました。

■ペナン島3月
平均最低気温 24度/平均最高気温 32度/平均降水量 129mm

■ペナン島8月
平均最低気温 24度/平均最高気温 31度/平均降水量 255mm

■ペナン島12月
平均最低気温 24度/平均最高気温 31度/平均降水量 103mm

マレーシアの気候③地域ごとに異なる気候

マレーシアの気候③地域ごとに異なる気候

一口にマレーシアと言っても、二つの島があり地域によっても気候の特徴は少しずつ異なります

マレー半島

マレー半島西海岸(クアラルンプール・ペナン島・マラッカ側)は比較的どのシーズンに行ってもいいでしょう。

マレー半島東海岸(レダン島、ティオマン島側)は11~3月が雨季になります。西海岸と違い、モンスーンの影響でホテルやフェリーが閉鎖してしまうほど荒れることもあるので注意が必要です!

また、マレー半島中央部にあるキャメロンハイランドは標高が1,500mを超えるのでマレーシアの避暑地としても知られています。年間平均気温が20℃前後、最高気温は25度を下回ります。

東マレーシア ボルネオ島

豊かな自然で知られているボルネオ島11~3月が雨季といわれ、この時期はマレー半島東海岸と同じようにフェリーが結構になるほどの激しい雨が降ります。

しかし、ボルネオ島も広いので場所によってことなります。

サバ州はキナバル山がモンスーンを防いでくれるので波が荒れません。むしろコタキナバルは1~3月が最も降水量が少なくなります。

サラワク州クチン国内で最も雨量が多い場所になります。一番多い時で雨季の1月で820mmになります。観光の際には気をつけましょう。6~8月が乾季でもっとも降水量が少ないベストシーズンといえます。

ボルネオ島観光の際には大自然のど真ん中に行くことも多く、室内にすぐ逃げ込めないこともあるのでスコール対策はしっかりとして行きましょう!

マレーシアの気候④服装について

マレーシアの気候④服装について

基本的には長ズボンor半ズボン(スカート)に半袖やノースリーブで十分です。

ただし、室内や公共機関内はクーラーが日本よりもかなり強く効いています。持ち運べるパーカーやストール、薄手の上着など体温調節できるものは持っておいた方がいいでしょう。冷えやすい方は必須です。

たとえ曇っていても紫外線が強いのでサングラスなどUV対策ができるものを忘れないようにしましょう。つばの広い帽子や日傘も有効ですが、あまり現地の方は使っていないので場所によっては目立ってしまうかもしれません。

乾季でもスコールがあるので、もし心配なようなら折り畳み傘やかっぱを持ちましょう。ただし、私自身はほとんど使ったことがありません。すぐに止みますし、濡れてもすぐに乾きます。現地の方でも使っているのをあまり見たことがありません。

マレーシア旅行 モスクでは服装に注意

マレーシア旅行 モスクでは服装に注意

観光場所によっては服装のルールがあるので要注意です。

イスラム教のモスクでは女性の肌の露出は厳禁とされています。ノースリーブや短い丈のスカート・ズボンは避けましょう。頭髪を覆うヒシャブも必要とされます。モスクによってはフード付きのローブを貸し出しをしているところも多いので、予め下調べをしておくといいでしょう。

男性も同じく、ハーフパンツだと入れないことがあるので長ズボンのほうがベターです。

また、入る前に帽子やサングラスも外しましょう。

あくまでもイスラム教との方がお祈りを捧げるための場所、と言うことを念頭にルールはしっかりと守りましょう。

マレーシアの気温と気候まとめ

マレーシアの気温と気候のまとめ、いかがでしたでしょうか。

参考にしていただいて、みなさんの快適な旅行につながれば嬉しく思います♪

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