マレーシアの通貨
今回はマレーシアのお金、紙幣やコインについてまとめてみました。
そのほかにも、為替レートや両替、チップの習慣の有無などお金に関する情報も一緒にまとめたので、マレーシア旅行の際に役立ててみてください。
マレーシアの通貨の種類について
マレーシア通貨①通貨単位
Ringgit Malaysia (リンギット・マレーシア/略称:RM)
日本語では「リンギット」もしくは「リンギ」と書かれますが、マレーシアのローカルでの発音は「リンギッ」が近いかと思います。
また、場所によってはMYR(マレーシア・ドル)と書かれていることもありますがRMと同じです。
マレーシア通貨②補助単位
sen (セン/¢)
1リンギットは100センとなります。
マレーシア通貨③硬貨・紙幣
紙幣 紫=100、青緑=50、黄=20、赤=10、緑=5、青=1(RM)
硬貨 金大=50、金小=20、銀大=10、銀小=5 (¢)
どちらもマレーシアの国立銀行 BANK NEGARA MALAYSIA (バンク・ネガラ・マレーシア) が発行・管理しています。
カラフルな色合いで南国らしく、個人的には気に入っています。また、大きさも紙幣・硬貨ともに額が大きい方ものから順に小さくなっていくのでわかりやすいです。
マレーシア通貨④1セン硬貨について
以前は1セン硬貨もあったのですが、2012年の新硬貨の流通とともに1セン硬貨は製造されなくなりました。
現在では使われておらず、端数は以下のように処理されています。
- 1¢,2¢ → 切り捨て
- 3¢,4¢ → 切り上げ
マレーシア通貨 為替レートと両替
マレーシア通貨の為替レート
1RM = 約27円
100円 = 約3.70RM
(2020年1月現在)
日本円からマレーシア通貨への両替
空港、市内の銀行、ホテル、モール内などで両替が可能で、市内のいたるところで両替所をみかけます。
ただし、ペナン、ランカウイ、コタキナバル、クチン空港など場所によっては深夜に到着すると空港の両替所が閉まっている可能性がありますので、クアラルンプールでの乗り継ぎ時に両替を済ませておいたほうが安心かもしれません。
ちなみにですが、一般的に銀行系、空港、駅構内の両替所はあまりレートは良くはないので要注意です。ショッピングモール内の両替所は、比較的レートが良くきちんとしたライセンスを持っているところが多いそうです。
日本国内の外貨両替店でもマレーシアリンギットへの両替は可能ですが、日本の銀行は両替手数料が高く、現地のほうがレートもいいのでマレーシアでの両替がおすすめです。
マレーシアのチップ・クレジットカード事情
マレーシアではチップ不要
レストランもホテルも基本的にサービス料が含まれているので、チップは原則不要です。ただし良いサービスを受けた際は、気持ちとしてRM2~3のチップを渡してもいいでしょう。
マレーシアのチップの感覚は日本のと全く同じなので、欧米のようにチップのために余分に両替する必要はありません。
マレーシアではカードの銘柄・暗証番号に注意
ホテルやショッピングセンター、デパート等観光客が利用する場所ではほぼクレジットカードや電子マネーが利用できますが、路面店のようなローカルの飲食店、個人経営のお店、屋台などは現金のみのところがまだまだ多い印象です。
ですのでカードだけに頼らず、ある程度の現金も一緒に持っておいた方が安心です。
使えるクレジットカードの銘柄はVISAが圧倒的に多く次いでMasterになります。JCBは使えないところが多いので要注意。AMEXとDinersはほぼ使えません。カード決済だけではなく、現地のATMでお金を引き出せない可能性もあるので気をつけましょう。
カード決済の際にはサインではなく暗証番号入力を求められることの方が多いです。クレジットカードを作った際に4桁の暗証番号を決めているはずですので、不安のある方は予め自分の暗証番号を確認をしておきましょう。